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私「なにわ伸介」のエレクトーンの活動を中心に、 「ルフェーヴル論」など語っております。 「ルフェーヴル・アマジェクト・クラブ」は下記から ↓ http://www.myriades.jp/ 最新の記事
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昨日に引き続き、
ルフェーヴルさんのアレンジのコードについての蘊蓄です。 これもルフェーヴルファンの方ならよくご存知かと思いますが 1978年のライブで演奏されました「影を慕いて」。 古賀メロディーの傑作でございます。 最近の、特に若い方々は、「演歌」と「昭和歌謡」を ごっちゃに語る方が多いように思います。 どれも「おっちゃん」「おばちゃん」あるいは「おじいちゃん」「おばあちゃん」が若かりし頃に 好んで聴いたことだということからと思いますが、わたしはそれぞれ違うものだと思っております。 どう違うのかはまた後日に論ずることにして、 古賀メロディはそのどちらにも当てはまらない、 いわば「日本のクラシック」ぐらいに分類してもいいくらい、 別のジャンルの音楽で、この頃の音楽は美しいメロディを持つものが多いと思っております。 まずは古賀政男さん自身が歌われたもの。 そして、ルフェーヴルさんのアレンジ。 このアレンジは語り出すと、語りたいことがいっぱいありますが、 皆さんにはそれぞれ聞き比べていただいて、感じていただけることと思います。 特に私が協調したいのは、昨日の「悲しい酒」と同様に和音「コード」でございます。 「つつめば燃ゆる 胸の火に」のところ、 原曲は Bmでしばらく続けた後でF♯7 としているところ ルフェーブルさんは Bm→D/A→G→Em→A7→D→G→C♯m7-5→F♯7 となっています。 もしピアノ、エレクトーン、ギターなどお持ちでしたら、弾いて聞き比べてみてください。 ここ、私はとってもしびれます。 昨日の「悲しい酒」でもありましたが、 一旦メジャーのコード(1度の和音)を入れるところがとってもおしゃれ!!! この曲には他にもルフェーヴルさんらしい「おしゃれ」な施しがたくさんされており、 しかも、古賀メロディーの美しさを損なわず、その美しさを際立たせている名アレンジだと思います。 いかがでしょうか? ちょっと、あつく語ってしまいました。 もう一つ、次回はもちろん「出船」を語ってみたいと思います 「悲しい酒」の蘊蓄はこちら http://naniwashin.exblog.jp/18753441/
by naniwa_shinpara
| 2012-08-31 23:11
| Raymond Lefèvre
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